広島県内農業ニュース

JA尾道市管内各地で講習会開催

2020.06.09
県内農業

 JA尾道市は5月下旬より、各地区で落葉果樹管理講習会を開いている。6月から桃、ぶどう、8月からイチジクの出荷が始まることに合わせ、営農販売課を中心に新梢管理や摘心などの管理指導を行った。品質向上や収量増加などを目指す。参加した各生産部会の部会員は熱心に摘心の方法などを学んだ。
 指導した同課の益永優也指導員は、「落葉果樹だけでなく、農産物全てにおいて管理作業は最も重要。品質の良い作物を出荷していただけるよう、管理・指導に努めていく」と話す。
 同JAは桃、ぶどう、イチジク、トマト、スナップエンドウの5種類が尾道市から「尾道ブランド認証」を受けている。認証農産物として付加価値を付け販売することで、販売額の増加や新規就農者の増加を見込む。