ＪＡ広島市は１３日、交流サイト（ＳＮＳ）のＬＩＮＥ公式アカウント「ＪＡ広島市営農情報ＬＩＮＥ」を開設した。主に同ＪＡ管内の生産者向けに営農情報を定期的に発信。営農指導の充実、強化を図るとともに農業者の所得増大に取り組んでいく。

　ＬＩＮＥの「友だち追加」により、これまで発信してきた情報に加え、野菜などの栽培ごよみや市況、イベント、キャンペーンの情報などを配信。利用者に素早くタイムリーに伝える。また、これまで文書で発信してきた書類の送付作業も、一部はＬＩＮＥ上で完結。事務作業の負担軽減にもなり、担当職員の業務効率化にもつながる。

　同ＪＡでは、これまでホームページや広報誌などを中心に営農情報を発信してきたが、生産者から交流サイト（ＳＮＳ）ＬＩＮＥを通じた情報発信の要望があり、公式アカウントを開設。今後はコミュニケーションツールとしても活用する。

　同ＪＡ営農経済部の清水守部長は「幅広い年齢に利用されているＬＩＮＥを使用することで、農家組合員をはじめ、農業に関心のある組合員、地域住民の皆さまに有益な営農情報、農業情報を発信していきたい」と話した。