広島県内農業ニュース

【JA広島中央】スマート農業で省力、軽労化へ 生産者らが事例紹介

2022.11.29
県内農業

 東広島市は21日、同市でスマート農業セミナーを開いた。認定農業者や認定新規就農者、集落営農法人などが参加し、先進技術や事例の講演などで知識を深めた。省力化、軽労化が期待できる技術で担い手不足の解消につなげるのが狙い。
 農研機構が、プロジェクトで実証するトラクターやリモコン式草刈り機、自動水管理システムなどの成果や課題を報告。リモートセンシングなどデータ活用の事例を紹介した。
 JA広島中央営農販売課の橋本孟治係長が、導入の準備を進めている販売業務のデジタルトランスフォーメーション化を報告。同市豊栄町の村若哲磨さんが、情報通信技術を活用した良食味米生産への取り組みを報告し、自作の観測機器などを紹介した。