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【JA広島市】ベテランと若手のタッグで出荷量増を目指す 湯来町農事研究会山菜(タラ)部会

2023.02.21
県内農業

 広島市佐伯区の湯来町農事研究会山菜(タラ)部会は、ベテラン農家と若手農家が協力し、湯来町産タラの芽のブランドを守り、出荷量増を目指している。生産者の高齢化や立枯疫病などの病害により、出荷農家は減少傾向だったが、同市の“ひろしま活力農業”経営者育成事業で新規就農した若手農家が栽培をスタート。数年後に部会を引っ張っていけるよう、ベテラン農家が現状の生産量を維持する他、勉強会などを通じた若手の育成にも取り組んでいる。

 2月上旬には、下旬の出荷最盛期を前に目合わせ会を開いた。部会員4人とJA広島市の営農指導員、佐伯区役所や市場担当者などが出席。3日に初出荷したタラの芽の今期の生育状況や生育管理の確認、市場動向などの情報交換、出荷規格の意思統一などを行った。

 同農事研究会の木元千鶴会長は、「若手からもいろいろな意見が出て頼もしい。一緒になって湯来町産タラの芽を盛り上げ、発展させていきたい」と話した。

 同部会は、ひと芽ごとに切断した駒木をハウス内の水を張った発砲スチロールで温度管理し栽培する「ふかし促成栽培」で、3月末まで約4000パックの出荷を目指す。