広島県内農業ニュース

【南部】G7広島サミットに向けてアピール/広島レモンたこせん

2023.04.11
県内農業

 5月に開催されるG7広島サミットに向けて機運を盛り上げようと地元特産の「広島レモン」を使ったスナックのPRが始まった。JR西広島駅ロータリーにあるたこ焼き専門店松SHOWは、JA広島果実連とのコラボメニュー「広島レモンたこせん」を観光客に向けてアピールしている。

 たこ焼き2個、自家製のレモン果皮粉末、小口切りにしたレモン果実、さくさくの揚げ玉をタコせんべいで挟み、レモン輪切りをトッピングした人気商品だ。コロナ禍になり店内の混雑を避けるために休売していたが、政府のコロナ安全対策が緩和され、県外および海外の観光客が急増していることを受けて3月末から販売を再開した。

 G7広島サミット県民会議のロゴマークを掲載した「広島レモン」のポスターを店内に展示してサミットの告知と地元特産とのコラボをアピールする。店主の松村雄二さんは「観光客が増え人通りはコロナ前の水準に戻りつつある。大型連休やサミットに向けて国内外の方に『広島レモン』とのコラボを紹介したい」と話す。

 「広島レモンたこせん」は280円で販売される。同駅は観光名所宮島行の市電への乗り換え地点として観光客の利用が多く、サミットでは各国首脳が宮島を訪問する予定にもなっていることから更なる観光客の増加が見込まれている。