広島県内農業ニュース

【JA広島市】より身近で相談できる相談員を配置 JA広島市総合相談事業を強化

2023.05.01
県内農業

 JA広島市は、より身近で安心して相談できる体制を目指し、コンサルティングやサービスの高度化・充実化を図るため、2023度より相談専門担当者を5支店に配置した。本店の相談員に加え、相談専門担当者を支店に配置することで、さらにスピーディーかつ機動的な相談体制を構築していき、次世代の相続人に向けたセミナーや個別相談会なども充実させる。
 
 「相続が不安でどうしたらいいのか分からない」という相談が最も多く、組合員によって千差万別。ひと言で相続といっても組合員の悩みは千差万別だ。同JAでは、その個々の問題に応じて対応すべく、21年度より「相続支援課」と「資産相談課」の2課を設置。専門家・支店と連携し、次世代への資産承継サポートおよび資産の保全や管理支援、遠隔地にいる次世代に対してはリモート相談を活用し、組合員の満足度向上と次世代層との繋がりを強化している。
 
 JA総合相談部の井上秀範部長は「組合員のみなさんが直面している日常的な暮らしの悩みから将来への不安などさまざまな問題に対し、本支店・専門家が連携し、あらゆる角度から問題解決の方向性を一緒に検討し、最適なプランをご提示していきたい」と話す。