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【JAひろしま】落葉果樹農業塾スタート

2023.05.30
県内農業

 

 JAひろしま三原地域本部は5月中旬、2023年度の「落葉果樹農業塾」を開講した。知識と理解を深めたいと管内の農家7人が参加。新たな落葉果樹の担い手確保を目的とし、栽培に取り組みやすいイチジクを中心に、桃やブドウ、柿などの果樹を講習する。初講義では、三原市深町にある約10㌃の桃の圃場を見学。JA広島果実果連駐在の髙本大輔技師が各品目の特徴や栽培管理について説明。参加者は新梢管理や摘芯、防除などの理解を深めた。


 髙本技師は「座学講義と現地実習を通して、聞きやすく基本を押さえた講義を心掛けている。果樹の特性の理解を深め受講者同士が交流しながら技術向上に向けて取り組んでいきたい」と話した。


 同塾は、24年3月まで新たに落葉果樹栽培を始めたい人や技術習得を目指す人を対象に2か月に1回開く。