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【ひろしま】学校給食に高校産チンゲンサイ 地元産野菜味わって

2023.11.21
県内農業

 安芸高田市の県立吉田高校アグリビジネス科野菜園芸研究グループの3年生3人は13日、同市の「道の駅三矢の里あきたかた」に、同校の農場で生産する学校給食用の「ミニチンゲンサイ」10㌔を初めて出荷した。市内21の小・中学校、保育所、幼稚園の献立に使われた。
 同校は、ハウス1棟でミニチンゲンサイを周年栽培する。2022年度から竹チップ入り牛ふん堆肥を活用した土づくりで安定的な生産を進め、産地拡大による地域活性化を目指している。ミニチンゲンサイは、通常は15㌢程度の大きさで収穫するが、給食センターのニーズに合わせて20㌢に統一。収穫時期をずらすなど試作を重ねてきた。
 献立は、ミニチンゲンサイともやしやニンジン、カニカマを合わせた「ナムル」。子どもたちに食と農への関心と大切さを学んでもらうため、給食センターが生徒らの栽培管理をまとめた動画を制作し、小・中学校の昼食時に映写した。
 同日に生徒らが収穫・調整し、品質や害虫による被害がないかを一つずつ確認して袋詰めした。同校の下岡千紘さん(18)は「自分たちが生産した農産物を広め、地域活性化に貢献したい」と意気込んだ。
 同校のミニチンゲンサイは、JAひろしまベジパーク安芸高田市などで販売する。