広島県内農業ニュース

【広島市】対話で地域とつながる 役員ら新総代129人の元へ JA広島市が訪問活動

2024.05.14
県内農業

 JA広島市では、組合員の声を聴き声に応えるJA運営を目指し、組合員訪問の徹底や組合員との徹底した話合い実践運動に取り組み、組合員や地域との結びつきを強化している。8~16日の間で計5日、2023年度の総代選挙により新たに総代に就任した30支店129名の新総代を常勤役員と支店長が出向き、同JAに対する意見や要望、ニーズの把握に努めている。
 初日の8日には、4支店34名の新総代を訪問。総代の皆さんの日頃の活動などを聴き対話した。JA広島市直営産直市「農彩館 五日市ファーマーズマーケット」へ出荷する五日市中央支店の杉田晶子総代は「店舗の陳列棚に常に農産物や加工品が並ぶよう、出荷者が増えればうれしい」と話し、副島裕常務理事は「地元の農産物や加工品で店舗が賑うことで、生産者の皆さんの所得アップにもつながるので、JAとしても地元の組合員の方へ出荷していただけるよう声掛けを行っていきたい」と応えた。
 同JAは、今後も訪問活動や各支店で行う「支店ふれあい委員会」や各種会合意見交換などを通じた「対話」を原点とし、自己改革に取り組み事業運営へ反映していく。