大会決議
“組合員・地域とともに食と農を支える協同の力”に関する決議
広島県農業は、農業者の減少・高齢化やこれにともなう荒廃農地の増加、さらに、世界的な物価高騰による生産資材価格の高止まりが長期化するなか、農畜産物の価格転嫁は十分にすすまず、生産者の再生産所得を確保できないなど、持続可能な農業の実現が喫緊の課題となっている。
農業・地域・JAを取り巻く環境が大きく変化するなか、食料安全保障の確立などを目的とする「食料・農業・農村基本法」が25年ぶりに改正され、農業の生産性向上と持続可能性の両立の実現に向けて取り組みをすすめていくこととなった。
こうした状況のなか、私たちは、第30回JA広島県大会において、「食と農を基軸として地域に根ざした協同組合」として役割を発揮し続け、組合員・地域社会から必要とされ続けるために、JAグループ広島の存在意義として「協同活動と総合事業で食と農を支え、豊かなくらしと活力ある地域共生社会を実現する」を掲げ、社会的役割を果たす姿を置き、「組合員・地域とともに食と農を支える協同の力」を「協同活動と総合事業の好循環」を通じて取り組んでいくことを確認した。
JAグループ広島は、その総力を挙げて、組合員の意思に基づいた創意ある実践と農業者や地域住民が一体となった協同活動の取り組みに邁進する。
このため、次について全力で実践する。
- 1.食料・農業戦略
- 1.くらし・地域活性化戦略
- 1.組織基盤強化戦略
- 1.経営基盤強化戦略
- 1.広報戦略
以上、JAグループ広島の総意として決議する。
令和6年11月21日
第30回JA広島県大会