ＪＡ福山市は４月１６日と１７日、ふくやま芸術文化ホールリーデンローズで「ＪＡ福山市共済友の会功労者表彰式」を開催し、長年にわたり共済友の会に尽力された方々へ感謝の意を表した。
　ＪＡ共済に加入する世帯の代表者で組織する同会は、同ＪＡでは１９６９年に発足。約５５年にわたり、総会や親睦会、旅行などを通じて会員同士の交流を深めてきた。しかし、会員の高齢化による行事への参加率低下や、コロナ禍の影響で活動の見直しが進み、２０２４年度をもって全支店での解散が決まったため、これを節目に今回の式典を実施した。
　式典には、長年にわたり同会の会長を務め、地域との絆づくりに尽力された功労者５６人と、２０２４年度の会員やその家族らを招待。当日は、占部浩道組合長が功労者一人一人に表彰状と記念品を手渡し、参加者から温かい拍手が送られた。占部組合長はあいさつで「共済友の会を通じて地域の皆さまとの絆を育み、支え合い、助け合う精神を広げてきた。この歩みを、これからもＪＡ共済の理念として大切に引き継いでいきたい」と力強く話した。
　また、式典後には日ごろの感謝を込めて、綾小路きみまろさんによる「爆笑！！スーパーライブ」を開催。２日間で約３０００人の参加者が、笑顔と笑い声が広がるひとときを過ごした。
　ＪＡ福山市は、今後も「身近で親しまれるＪＡ」をキャッチフレーズに、「顔の見える訪問活動」を通じて地域に寄り添った活動を続けていく。