広島県内農業ニュース
【ひろしま・三原】ナス農業塾閉校 生産者育成し共販へ
2025.11.18
県内農業
JAひろしま三原地域営農経済センターは5日、ナスの共同販売を目指す生産者育成を目的とした「なす農業塾」の閉講式を三原市で開いた。栽培に関する知識や技術を習得した塾生3人が出席。同JA三原西アグリセンターの扇谷大樹営農指導員がこれまでの講習を振り返り、次年作に向けた作業を説明した。
同塾は、今年5月に開講。受講者は、作業時期に合わせた全5回の座学や圃場(ほじょう)での実習を通して土づくりから定植、収穫までの栽培管理を基礎から学んだ。
最終講座では、ナス栽培の振り返りとして剪定(せんてい)作業や防除、肥培・水管理の重要性を説明し、同JA管内における今年のナスの生育・販売状況を共有。実習では、JAひろしま三原なす部会の部会員の圃場で次年作に向けた片付けや準備作業を学んだ。自動かん水システムも見学し、収穫から選別、出荷までの流れや販売の工夫についても理解を深めた。
今年から本格的にナスの栽培を始めた塾生の一人は「圃場で実際に水管理や誘引方法を見学し、部会の生産者から直接話を聞くことができたので大変勉強になった。学んだことを来年の栽培に生かし、出荷を目指したい」と話した。
扇谷大樹営農指導員は「来年度も農業塾を開講し、産地規模拡大を目指して生産者の育成に努めたい」と話した。


