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【福山市】「マル豊とまと」総会を開催 販売金額は1億円以上アップし6億円を突破

2026.02.10
県内農業


大玉トマトの生産量県内一を誇る、神石高原マル豊とまと生産出荷組合は1月23日、神石高原町にある陽光の里文化ホールで第46回通常総会を開き、2025年度の栽培優績者を表彰した。
 特産「マル豊とまと」の販売金額は今年度、前年度を1億円以上上回る6億7700万円を記録し、過去最高を更新。今年度は九州の大型産地が集中豪雨の影響で生産量を落とす中、同組合では生産者による日々の水や温度管理、病害虫防除の徹底など、産地一体となった取り組みを行い、安定した品質と出荷量を維持できたことが好調な販売実績につながった。
 総会には、生産者やJA、市場関係者ら約60人が出席し、今年度の事業報告や収支決算、翌年度に向けた対策などを確認。栽培優績者表彰では、出荷量や販売金額、A品率などが特に優れていた菅勉さん(56)に最優秀賞、成績上位者5人に優秀賞、1人に新人賞が贈られた。最優秀賞を受賞した菅さんは、65㌃で品種「麗月」1万2000本を管理。昨年と同じ栽培面積だったが、出荷ピークに合わせて従業員を増やし、作業の効率化を図る工夫をしたことで出荷量を伸ばした。総会当日は、妻のちづるさん(55)が代理で出席。ちづるさんは「夫婦で最優秀賞を目標に取り組んできたので、達成できて本当にうれしい。多くの支えがあっての受賞。来年は、今年を超える結果を目指したい」と喜びを語った。
 同出荷組合の橋本英治組合長は「今年から研修制度が再開した。関係機関としっかりと連携を取りながら、さらなる技術の向上を図っていきたい。生産者一丸で品質の高いトマトづくりに取り組み、さらに産地を盛り上げていきたい」と意気込んだ。

※文中の「マル豊」は○の中に漢字の豊