広島県内農業ニュース

「日川白鳳」初出荷

2018.07.03
県内農業

三原・桃初出荷 JA三原中之町出張所選果場で6月28日、同市深町特産の桃、「日川白鳳」が初出荷された。今年は収穫前の雨が少なかったため、糖度が高く収穫量は平年並みだ。日川白鳳は、美しい丸い形。かぶりつくと果汁が滴るほどのジューシーな果肉が特徴。

 当日は、朝採りした桃を生産者らが1つずつ丁寧に選果、箱詰めし、58箱(1箱4㌔)を出荷した。今年度の生産量は40㌧を見込んでおり、販売高は約250万円を目標に掲げる。日川白鳳から始まり、「あかつき」、「冷水白鳳」、などを栽培し収穫時期は、8月上旬まで続く予定。
 深町落葉果樹生産組合代表の為清隆美さん(67)は「生産者の軒数は少ないですが、品質を維持し良い物を提供したい。また深町の故郷の味、桃や柿を絶やすことなく作り続けていきたい」と意気込みを語った。

 地元市場やJA三原やっさふれあい市場、中之町出張所選果場で販売し、全国発送も行う。問い合わせ先は、三原営農センター0848(63)8195。(三原)