広島県内農業ニュース

協同の力で人的支援/支え合おうひろしま

2019.01.22
県内農業

 佐伯中央・支え合おう広島JA佐伯中央は、「平成30年7月豪雨」災害が発生した後、営農部門や信用共済部門と連携し、管内の被害状況を調査した。JA管内で土砂崩れや浸水被害などがあったものの、大規模な被害が無いことを確認。広島県JA災害対策本部と連携し、県内JAの支援に回ることを決定。被災地へ人的支援を行った。車の貸出やシャベル、長靴、手袋などの支援物資も被災地に届けた。

 呉市倉橋町の集出荷場で支援活動をした出合泰士人事課長補佐は「少しでも役に立ちたいと志願した。被災地に行くとメディアの情報では伝わらない現状を目の当たりにした。1日も早い普及を望む」と支援活動を振り返った。

 西本雄二総務部長は「2018年より地域見守り隊として誰もが住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができるよう行政と提携し地域福祉の向上に寄与してきた。今後は防災対策も考えなければいけない」と話している。(佐伯中央)