広島県内農業ニュース

【JA佐伯中央】安全安心な県産ブランド「3-R」をPR

2020.09.15
県内農業

 JA佐伯中央は9日から15日まで、JA産直ふれあい市場「よりん菜」で、広島県産の耕畜連携・資源循環ブランド「3-R」のPRキャンペーンを行っている。
3-R商品は、環境にやさしい資源循環型農法を取り入れていることを要件とした県産ブランドで、JA全農ひろしまが昨年立ち上げた。「おおあさこしひかり」や「広島こめたまご」、堆肥を県産にこだわった循環野菜のほか、「広島のハンバーグ」や「お米アイス」などの加工品も展開している。同市場では今年4月の開店当初から同商品を取り扱い、環境保全に関心のある来店者の注目を集めてきた。
キャンペーン期間中は、市場の入口付近に3-Rの特設コーナーを設置。11日は全農ひろしま職員が店頭に立ち、チラシの配布やアンケートを実施し、回答者には「お米アイス」をプレゼントした。来店者は「初めて『3-R』という言葉を聞き、興味を持ったので購入した。帰って早速食べてみたい。資源を有効に活用してほしい」と話した。アンケートでは「地産地消を進めてほしい」などJAに期待を寄せる声もあがった。
同JA営農販売課の小松康伸販売企画担当課長は「3-Rはより安全安心にこだわった地元産ブランド。同商品を購入することで、環境保全にもつながる。多くの方にPRしていきたい」と話した。