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【JA福山市】「ジャンボ」特産に 府中市諸毛町 ゴボウに続け

2022.05.24
県内農業

府中市諸毛町(ふちゅうし もろけちょう)の(株)宝菜が栽培するジャンボニンニクが順調に成長している。

2008年に地域おこしグループ「宝菜」が発足。同年、株式会社を設立した。

地域振興を図るため、諸毛町の特産ゴボウ「諸田ごんぼう」に次ぐ特産品としてジャンボニンニクを育てる。

ジャンボニンニクは露地15アールで約8000本を管理。

木質堆肥10トンをすき込み、土づくりをする他、黒マルチで畝を被覆し、畝間にもみ殻をたっぷり敷き詰め、雑草を抑える。

圃場(ほじょう)管理を徹底したジャンボニンニクは、6月中旬に収穫。

学校給食へ納入するほか、12月上旬までJAの「府中ふれあい市」や「FUKUYAMAふくふく市」へ出荷する予定だ。

同社の田口博幸代表は「諸毛町の肥沃(ひよく)な土壌と、昼夜の温度差で栽培する良質なジャンボニンニクは自慢の特産品。多くの人にPRし、地域活性化を目指す」と意気込んだ。