広島県内農業ニュース
【広島市】キュウリの収量安定 販路拡大を図り所得の向上に尽力 荒川地域総合サポーターが最優秀賞 JA広島市地域総合サポーター成果発表会
JA広島市は1月28日、2025年度の地域総合サポーター成果発表会を広島市安佐南区の本店で開いた。15人の地域総合サポーターが今年度意識的に取り組んだ営農指導について発表。最優秀賞には、キュウリの生産量維持拡大に向けて尽力した、JAグリーンセンター安佐南駐在の荒川恵梨奈地域総合サポーターが輝いた。荒川地域総合サポーターは、3月4日に開かれる広島県JA営農指導活動成果発表大会に出場する。
また、優秀賞には五日市中央駐在の矢野崎大輝地域総合サポーターが、敢闘賞に安佐駐在の岡野樺蓮地域総合サポーターがそれぞれ選ばれた。審査講評で武内祥吾副組合長は「地域の実情に合わせて知恵をしぼり、地域農業を維持し農家組合員の皆さんの支えとなる取り組みがなされている。今回の発表を足掛かりとして、新たな取り組みを展開していただきたい」と期待を込めた。
同発表会は、営農指導における知識・技術を共有し、指導機能のさらなる強化を目指して毎年開催されており、成果や課題解決に向けた取り組みプロセスをお互いに共有することで、今後の営農指導活動のレベルアップにつなげている。
広島市安佐南区の佐東地区を担当する荒川地域総合サポーターは、地域の主幹作物であるキュウリの収量安定化、生産資材のコスト低減、販路拡大に取り組んだ。収量を安定させるため、高温や日照不足に対応可能な資材などの提案を行い、出荷段ボールを見直し、県内で流通する規格に統一することで、コスト低減と販路拡大を実現した。
審査では、同JAの営農振興計画に基づいた地域性に沿った活動であり、農家所得の増大、地域農業の振興に貢献したとして評価された。荒川地域総合サポーターは「農家の皆さんや職場の協力があってこそ実現した取り組み。皆さんに感謝している。今後も農家組合員に寄り添い、地域農業の振興につながる提案を行っていきたい」と笑顔で話した。


